
品種登録済のわさびの新品種「伊豆かおり」
料亭や高級寿司店向きの上質のわさびまづま種を40年以上栽培してきました。まづま種の自然交雑から生まれた新品種を20年かけて自主開発しました。平成19年10月22日付で品種登録されました。
新しいわさびの品種名は 「伊豆かおり」 です。 品種登録番号 第 15656号。
江戸時代より幕府直轄の地であった中伊豆天城山のわさびは、江戸幕府の御膳所に産地指定されて納められていました。「わさびは伊豆地蔵堂村最寄」とされ、江戸時代の享保年代にわさびの産地として伊豆の地蔵堂村の名前がでてきます。江戸時代には、伊東港より相模湾の海上を船によって渡り、江戸城内へ納められておりました。(神田青物市場の沿革~風俗画報176号 明治31年11月10日刊より)
江戸の食文化「寿司」や「そば」をはぐくんだのは、伊豆のわさびの生産向上がありました。
明治時代以降は、天城山の天領(国有林内)のわさびは、「まる天わさび(天領で育てられたわさび)」として特別に名前が付けられて販売されており、上質のわさびを示すブランド名でした。
いまでも、「わさび」というと『伊豆天城』といわれるのは、なによりも生産量と品質、そして通年の出荷体制があるからです。
三枝園では、この天城山の国有林内にわさび栽培にとって条件のよい湧水の水源に近いわさびの上等田を所有して、江戸時代からわさびを生産栽培しています。
わさびは湧水の養分をゆりかごに育つ、無肥料の農産物です。この水が命のわさびを育てるには、わさびの立場になって育てる環境を考えて”かわいがる”ことですね。
良質なわさびを育てるのに最適な畳石式の栽培方法(明治時代に中伊豆で開発された革命的わさび田の築田技術)の上に、焼成ゼオライトの作土への施用による三枝園独特のわさび栽培技術によって、「硬くしまったわさび」の生産に努めています。
チューブワサビでない『生わさびをあれこれ食べつける』と、本当においしいわさびがわかるようになります。
わさびづくり30年



